伝説の異色ゲーム&アニメ「serial experiments lain」がプロジェクト開始25周年を記念して

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大昔に気になっていたアニメ「serial experiments lain」が2023年の6月ごろに、新しいプロジェクトが始動したとのことで気になって色々調べてみました。

「serial experiments lain」とは?

「serial experiments lain」とは1998年にメディアミックス化したインターネットを介してオンライン上にある集合無意識をテーマにした作品です。

現実世界を「リアルワールド」、仮想世界・インターネットを「ワイヤード」と作中では語られています。

当時インターネットがまだ普及していなかったのでかなり時代を先取りしていました。

「仮想世界と現実世界の区別がつかない曖昧な現実」をテーマに物語が進んでいきますが、スタッフがホラーものを手掛けていたこともあり、仮想世界を舞台にしたサイコホラーといった感じですかね。

アニメ版「serial experiments lain」

アニメ版「serial experiments lain」のストーリーをざっくり言うと

主人公「岩倉玲音」はごく普通の中学生でしたが、ある日「リアルワールド」と「ワイヤード」の境界に立たされることになりそれに応じて周囲がおかしくなり周囲の人も玲音自身も破滅へと向かっていく。

最後は玲音はリアルワールドでの人々から記憶や存在がなくなり、仮想世界のみ生きる存在となってしまう。

でした。これはバッドエンド…。

しかし、アニメはゲームと比べたらまだ優しい方です…。

ゲーム版「serial experiments lain」

ゲーム「serial experiments lain」は1998年11月26日に初代Playstationで発売されたゲームで、

「lain interface」というゲーム内の架空のシステムから主人公の「岩倉玲音」と心理カウンセラーの「米良柊子」の周囲で起こった出来事のムービーや音声データを再生して、「岩倉玲音」の正体について真相を追っていくというゲームです。

ゲーム攻略のための目標や攻略といったものは存在せず、発売された公式攻略本ですら「ゲームかどうか怪しい」と言われるほどの異色な作品といえます。

ぶっちゃけかなりヤバいゲームです。

筆者はプレイ動画を視聴しただけですが、感想を言うとこのゲームは万人にはお勧めできません。

最初は和気あいあいと主人公とカウンセラーはカウンセリングを進めていきますが、
徐々に不穏なことが起き始め中盤以降になると狂気・トラウマ級のムービーと音声が頻繁に出てきます。

当時のプレイステーションの規定ギリギリでやっていたのではと思うぐらい、えぐいです。

しかしこのカルト的な内容と販売数の少なさから発売から25年たった今でも絶大な人気があり、Youtubeでプレイ動画がアップロードされたり、2023年でもゲームを購入する人がいたりします。

このゲームソフト、アーカイブズ化や移植・配信も行っていないので2023年現在プレミアがついてamazonの中古で約10万円します…。

店頭での中古販売でも6万円で売り出されていました。

2023年、新作ゲーム「Layer 3301: De-Cipher」がリリース予定

lainのプロジェクト開始から25周年を記念して、代替現実ゲームで新たにlainのゲームが現代に登場するそうです。

謎解き型のARゲームでサイトでまだ詳しいことは明らかになっていないようですが、販売されるデジタルプロトコルキーを購入してゲームにアクセスしてパズルを解く、というものだそうです。

プレイできるようになったらレビューしたいな。

筆者はlainは当時斬新なアニメだったので、25年たった今でも結構好きな作品です。

もしもPS版がリメイクしてSteamで配信…となったらヤバいゲームでも、私はプレイしたいと思っています。

著者プロフィール
この記事の作者

IT企業勤務勤続6年目。
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