【使用1ヵ月レビュー】Loupedeck CTは神デバイス!動画・画像・アート・ゲームに幅広く使える至高の一品!

最強クリエイター向けデバイスLoupedeckCT1ヶ月使ったのでレビューレビュー
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デザイン制作などクリエイティブに最適かつ、Amazonプライムビデオ・Spotify・Youtube再生のショートカットを登録可能な「コントローラー」が欲しい。

そんな欲張りを叶えてくれる究極の補助デバイス(左手専用ではない)「Loupedeck CTを購入したので1ヶ月使用してみての感想を。

いきなり感想を言いますと「高い!でも買ってよかった!」

この記事でわかる事

  • Loupedeck CTの魅力
  • Loupedeck CTの使い方(筆者の使用例)
  • Loupedeck CTを筆者が選んだ理由
  • Loupedeck CTを使った見た感想
  • Loupedeck CTについて参考になるYoutube動画

Loupedeck CTとは

Loupedeck CTとは本社がフィンランドのヘルシンキにあるテック系スタートアップ企業で、同社が発売しているクリエイター向け補助デバイス「Loupedeck」シリーズのハイエンドモデルです。

「より速く、より正確に。ワークフローを圧倒的に効率化するLOUPEDECKコントローラ」

公式ホームページへ行くとこちらのメッセージが置かれています。

▼こちらが実際にLoupedeck CTを購入したyoutuberさんのレビュー動画になります。

Loupedeck CTの良い所

・ネイティブ対応なので面倒な設定はなし

補助デバイスの多くはショートカットキーをソフトごとに切り替えられないので、例えば異なるツールで同じショートカットキーを登録する、と言った作業が発生します。

Loupedeck CTはアプリケーションにネイティブ対応しているのでアプリから別のアプリに切り替えるときに、そのアプリケーションで設定した専用プロファイルに切り替えてくれます。

アプリ側で面倒なカスタマイズをする必要がないのは実に良い。

・登録できるボタンがとにかく多い

LoupedeckCTボタン配置

Loupedeck CTの最大の特徴は登録できるボタンがすごく多い。

ツマミは押すこともできるので全部合わせるとその数、脅威の51個のボタン。(一般的な左手デバイスのボタンの数は大体20個ぐらい)

真ん中の液晶パネルは横にスライドすれば新しいページを作成できる。
最大14ページまで作ることができるので計168個のキーを割り当てられます。

・液晶パネルがあって視覚的に優しい

液晶にアイコンやテキストが表示される

この液晶部分にアプリケーションやショートカットキーのアイコンが表示されて、
一目見てどんなキーを割り当てたかわかりやすい設計になっています。

アイコン以外にもテキストを入力すれば表示されるので、視覚的にもわかりやすい。

こういったデバイスの多くは液晶がないので、キーボードにシールを貼って迷わないように工夫をする必要があったのが解消されました。

ちなみにホイール部分の液晶はアナログ時計も設定できたりします、

・Adobe製品がほぼ対応

各アプリケーション用のプラグインやプロファイルをLoupedeck公式が配布している
「Loupedeckマーケットプレイス」では
2023年現在、クリエイター向けのAdobe製品にほぼ対応しています。

  • Lightroom Classic
  • Photoshop
  • illustrator
  • After Effects
  • Premiere Pro
  • Audition

特にPhotoshopはプラグイン側でブラシや消しゴムなどあるので、
プラグインでツールをボタンに設定すれば、ショートカットキー入力時の半角/全角のかな入力の誤動作を気にせずに使えるので使いやすくなります。

・システム面でも登録可能

アプリだけではなく、Windowsのシステム面での操作や音量調整・メディアコントロールなどの調整も可能なのはありがたい。

バッチファイルを作ってLoupedeck CT側のボタンに割り当てれば、シャットダウン・再起動・スリープがボタン1回押すだけで実行ができると知ったときは感動。

初期設定でインストール済みの音楽配信サービス「Spotify」のプラグインは、
バックグラウンドでSpotifyのメディアコントロールの操作も可能です。
例えば作業中に流しているBGMを音量調節したい・次の曲をスキップで聞きたいというときにLoupedeck CTの割り当てたツマミやボタンを1回押すだけで一発で操作可能。

Loupedeck CTの弱い所

・価格

一番の弱いのはやはり本体価格。なんとLoupedeck CT、値段が69,980円。(2022年12月筆者購入時点)
また円安と物価高騰により、2023年1月には75,900円約6000円も値上がりしました。

デバイスは高くてもTourBoxシリーズの最新機種で40,000円ぐらいなので、どえらい値段。

ただその価格帯に見合う分のスペックはもちろんあります。
絶対に買って損はない。しかし買うのは相当覚悟がいります。

(ちなみに故障か破損した場合修理箇所によりますが、修理代金が48,000円~54,000円かかることもあるそうです。定価とあまり変わらない金額…)

むしろ恐ろしく高額な分、「とことん使い倒す」という気概が湧きました。

・現状は有線接続のみ対応

こちらは個人的に短所とは思ってはいませんが、中にはケーブルをすっきりしたいという人もいると思います。
Loupedeck CTは現状、無線(Bluetooth)は使えず有線ケーブルの接続のみ。

ただ筆者はBluetoothにすると内蔵バッテリーの充電の手間や、他の無線の電子機器と干渉して動作が不安定になることがありそうなので、有線接続の方が良いと思っています。

一応Loupedeck CTはすでにBluetoothを搭載はしているとのこと。
今後のアップデートでBluetooth対応する予定と告知有りなので、いずれ無線接続は可能にする予定だそうです。

・便利すぎて他のデバイスが使えない…

Loupedeck CTの一番デメリットは、ズバリ「万能すぎて他が使えなくなる」です。

やっぱりショートカットが視認できるのは使いやすいし、ダイヤルが多く様々な状況でも対応できるのはLoupedeck CTだけだと思います。

もしも故障した時、代替デバイスがないのでどうしよう…と思っています。

Loupedeck CTを使いやすくするアクセサリー

Loupedeck CTを使いやすくするアクセサリーも紹介します。

・保護フィルム

Loupedeck CTは液晶パネルがありますので、指で触れていると指紋が付いたり
また液晶自体に何かの拍子で傷がついたりするのが心配だったので

専用保護フィルムを買いました。

こちらのClearView(クリアビュー)から出ているアンチグレアタイプのガラスフィルムは
Loupedeck CTの液晶ホイール、上部14枚の液晶パネルに対応しているフィルムです。

また2枚入っているので、万が一失敗した時の保険かフィルムの貼り替え時に使えます。

・傾斜スタンド

Loupedeck CTを使うなら間違いなく傾斜スタンドは買った方が良いです。
少し傾斜をつけるだけで格段に使いやすくなります。

海外のハンドメイドサイトで傾斜台を販売してくれているそうですが、ハンドメイドなので値段は3,000円~7,000円とちょいと高めで角度が固定されている物が多いので個人的に不便かなと。
Loupedeck CTはAmazonベーシック タブレットスタンドがおすすめです。

こちらの方が価格が安く、自由に角度を変えられるので自分に合った最適の角度に調整できます。

・持ち運び向け専用ケース

Loupedeck CTを持ち運ぶ人向けに専用ケースも発売されています。

筆者は今のところ持ち運ぶ予定がないので、ケースの購入は考えていません。

ケースで7,980円はお高いなぁ…。

Loupedeck CTの主な設定と使用(筆者用)

・各アプリケーションの起動

Loupedeck CTのスタートページに各アプリケーションの起動スイッチを割り当ててます。

今だとWindowsのタスクバーによく使うアプリケーションをピン止めできるけど、アプリが隣同士だとマウス操作でたまに間違える。

よく使うアプリケーションをLoupedeck CT側に全部設定したら、タスクバーがすっきりして間違えることはなくなった。ありがたや。

・イラストソフトの時短

筆者がメインで使っているのはイラストソフトの「CLIP STUDIO PAINT」と「Photoshop」のショートカットキー。

公式だとPhotoshopが対応していると明記されていて、
「CLIP STUDIO PAINTは使えないのか?」と疑問に思っていましたが心配無用。

何の問題もなく登録できます。

プラグインがないので公式で配布しているプロファイルか、または自分でショートカットキー作る必要がありますが、プロファイルは公式が配布しているのでしっかりとした作りになっています。

プロファイルをダウンロードした結果…めちゃくちゃ時短になっています。

体感1時間かかるところを約30分で作業を終わらせられる感じかな。

実際のクリスタでLoupedeck CTを使ってみたレビューです↓

・Spotifyの操作

Photoshopやクリスタで作業をしている時に作業用BGMとしてSpotifyを聞いています。

バックグラウンドで操作可能なので作業用ウィンドウを動かすことなくSpotifyの音量調節で楽々。
結構地味な機能ですがいちいちウィンドウ切り替えしなくていいので、これ結構ありがたい。

・フリーウェアにもショートカットを設定できる

Loupedeck CTはアプリケーションを指定すればそれぞれにショートカットを割り当てられるので
時短のためにアプリケーションをいじりつつ、ショートカットキーを設定しています。

フリーウェアのソフトも割り当てられるので、痒い所に手が届く届く。

なぜLoupedeck CTを購入したか?

結論

なぜLoupedeck CTを選んだかというと有名イラストレーターさんのTwitter(現:X)の投稿がきっかけでした。

Loupedeck公式サイトで購入するとお試しで使える

Loupedeck CTは価格が高くて買えないが、お試しで使ってみたいという人向けに
Loupedeck公式サイト「Loupedeck.com」でLoupedeck CTを購入した場合だけ、45日間お試し期間が設けられています。

Loupedeck CTを受け取った日から45日以内であれば返品・返金に対応してくれますので
もしLoupedeck CTを使ってみて、満足できなかったら返品可能で購入した金額も戻ってきます。

【まとめ】Loupedeck CTはガチプロ向きの最強補助デバイス

Loupedeck CTは間違いなく、現存するデバイスの中でも断トツ1位・マイベストデバイス。

値段も自己投資を惜しまない人、安定した仕事をしてちゃんとお給料をもらっている人じゃないと
手が出しづらいでしょう。

あとやっぱり価格が高い分使い心地が自分に合ってなかったら70,000円以上が…というおっかない予感もあります。

しかし、筆者は買って後悔していません。

設定できるボタンがタッチパネルとホイールパネルで、何枚もページを作ってできるので
とにかく多い。操作方法・設定方法が他のデバイスと違い過ぎるので慣れるのに多分1ヶ月では足りない感。

マクロ設定もショートカットキーだけはなく、プラグイン側のコマンドも混ぜて設定できるので、プログラムみたいに考えて設定しています。

できることが大すぎて1ヶ月使ってもまだまだ使いこなせてない感。

どうしてもLoupedeck CTの購入に踏み切れないという人には、
Loupedeck CTのボタン数を簡略化した「Loupedeck Live」の方が使いやすいのかもしれません。

こちらは39,600円で販売されています。

また今年には「Loupedeck Live」をさらに小型化した、「Loupedeck Live S」がクラウドファンディングで発売されました。

「Loupedeck Live S」2023年1月でAmazonで36,980円で販売されていました。

クリエイティブ系で使う予定がない人は「Loupedeck Live」で十分事足りるんじゃないかなと思う。

以上、Loupedeck CTを1ヶ月使ってみたレビューでした。

著者プロフィール
この記事の作者

IT企業勤務勤続6年目。
気になることや生きていくために興味のあることを
不定期で紹介していきます。
ガジェットオタク。

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